生きるチカラ

著者: 植島 啓司(著)

購入 - Buy Online -

:::目次(新書):::

はじめに

1 Lesson

生きるのに「正しい」も「間違い」もない

なんでも知ればいいというものではない

「計画された偶然」を生きる

たとえ不測の事態が起こっても

過ちはなぜ起こるのか

好きな男が二人いる。あなたはどちらを選ぶだろうか

「人間どうせ生きているうちのことじゃないの」

出会いはけっして偶然ではない

2 Lesson

あらゆる選択は誤りを含んでいる

なぜそんなことが許せないのか

貧乏にもそれなりの価値がある

もし大切なものをすべて失ったとしても

放蕩の果てに何が見えるか

先がわかればなんにもこわくない

まずいクロワッサンよりおいしいクロワッサン

3 Lesson

金持ちはみんな不幸?

大金持ちは二度死ぬ

酒池肉林

宝くじで夢を見る

ロト6で三億二〇〇〇万円ゲット

攻撃誘発性(ヴァルネラビリディ)

本当の「幸せ」とは何か

4 Lesson

ふりかかった災難こそ人生のきっかけ

もう一度人生をくりかえしてみる

運が良かったり悪かったり

一つのマイナスで人をキライになる

みんな問題を抱えている

ふりかかった災難こそ人生のきっかけ

5 Lesson

人間は支離滅裂でかまわない

自分には正反対の「自分」が隠されている

運をぐるぐる回す

この世に「いい人」と「悪い人」がいるわけではない

エンジン01文化戦略会議

イヤなことはやらない

欲張っていろいろな人生を生きる

6 Lesson

自分の身におこることはすべていいことなのだ

幸不幸というのは後からやってくる

果たして不幸はあなたのせいか

ちょっと見方を変えてみると

自分の身に起こることはすべていいことなのだ

人生には折り返し点がある

おわりに

引用

"ただ、われわれにとって問題なのは単に生き延びるということではなく、いったい何のために生きるのかということ。"

"人生ではなにより偶然がおもしろい。いったいこれから先、自分に何が起こるのかと考えたとき、あなたの胸はときめくだろうか、それとも、不安で落ち着かない気分になるだろうか。"

"それにしても、人がいったん自分で決めたことを翻すには相当のパワーがいるということをまず理解しなければならない。"

"いくつかの「過ち」を経て、ようやくその人にとっての人生が始まることになる。それまでのあなたは人生を生きていないといっても過言ではないのだ。"

"しかし、反省も行きすぎるとろくなことにはならない。"

"貧乏はつらい。だがそれは、生きるつらさとまったくイコールというわけではない。"

"だいたい「強すぎる欲望は人間を不幸にする」というのが常識だが、では、適当なところで満足できるような欲望は人間を幸せにするのだろうか。そういう意味でも、『西鶴置土産』は多くの示唆に富んでいる。"

"生きることは遊ぶことであり、そうなると、徹底的に生きるというのは限界を超えてまで遊ぶということを意味することになる。中途半端に遊ぶくらいなら遊ばないほうがいい。"

"つまり、人よりおいしいパンを求めたり、お金がもうけられる仕事を望んだりすることは、もちろんだれもが心に秘めた願望であるにはちがいないけれど、それによって生き方まで左右されるべきではないということである。"

"普段見えないものが見えてくる。人の苦しみや悲しみが理解できるようになる。そこからが人生なのだ。生まれたときから人生が始まっているわけではない。"

"われわれは、最初の出会いでは、まずその人のいいところばかりに目を向けるのだが、長く一緒にいるうちに、悪いところばかり目につくようになる。"

"喜びと悲しみはコインの両面で、生きるというのはそれに賭けることであり、そんな賭けには参加したくないというわけにはいかないのである。"

"大きな挫折を味わってこそ、世の中のさまざまな仕組みが見えてくるのであって、そうなって初めて人生は彩りを獲得し、生きるに値するものとなるのである。"

"たいていの人間は支離滅裂になるのを異常におそれているが、むしろ、そういう自分を受け入れることがまず大事なことのように思われる。そこにこそ人間を人間たらしめている根拠が隠されているからである。"

"だれにも「自分のなかの自分でもわからない部分」がいつ表面に出てくるのかわからない。"

"人生は短く、あっというまに終わってしまう。あなたは欲張っていろいろな人生を生きてみるべきではないだろうか。可能なことはできるだけすべてやってみる価値がある。"

"運がぐるぐる回らない社会はいつか硬直化して滅びるだろう。勝ち組と負け組がはっきりするような社会も当然同じ運命をたどるにちがいない。"

"ちょっと想像してほしい。まったく波風の立たない平穏な人生というものがあったとして、それは当人にとって幸せなものだろうか。失敗がないということはとりわけ大きな成功もないということを意味している。"

"そのためには、いいことも悪いことも一緒に楽しめるような大きな度量が必要となる。勝って喜び、負けて悲しむのは、人間の性ではあるが、それを乗り越えていくところに生きる意味が見つかるのではないか。"

"どんなにすごい才能があっても、その人が死ねばすべてが無に帰するという潔さ。"

"そうなって、ようやく自分の人生をどう考えるべきかがわかってくる。"