最後の冒険家

著者: 石川 直樹(著)

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:::目次(文庫):::

はじめに

第一章 出 会 い

第二章 気球とはなにか

第三章 富士山からエベレストへ

第四章 滞空時間世界記録とナンガパルバット越え

第五章 熱気球太平洋横断

第六章 単 独 行

第七章 ひとつの冒険の終わりに

第八章 悪石島漂着

資 料

解説 文月悠光

引用

"2008年2月15日、北太平洋上空で熱気球に乗ったまま行方がわからなくなった神田道夫の捜索は打ち切られた。"

"彼が追い求めていた夢は、日本の大多数のサラリーマンとはまったく異なっていたのだ。"

"ぼくはパスポートをもってきてはいるが、出国スタンプも押されないままに、そろそろ本州の上空からはみ出ようとしていた。"

"「何が何でもマッキンリー登るぞ」 神田の最後の言葉を聞いたとき、ぼくはすぐにこの植村の日記を思い出した。冒険家が強い意思表明をするときは、きまって窮地に追い込まれたときである。"

"地理的な冒険が消滅した現代の冒険とは、この世の誰もが経験している生きることそのものだとぼくは思っている。日常における少しの飛躍、小さな挑戦、新しい一歩、そのすべては冒険なのだ。"